※東京都港区内の会場にて、表彰式が実施されました。

2023年4月10日に発表された、一般社団法人レジリ

エンスジャパン推進協議会主催の第9回「ジャパン・

レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」の企業・産業部門で、

当社がプロデュースする分譲地「ウィザースガーデンHeartening Town五井」が優秀賞を受賞しました。

優秀賞を受賞した「ウィザースガーデン Heartening Town 五井」は、2019年9月、台風15号の強風に

よって支柱が倒壊した千葉県市原市のゴルフ練習場跡地に、レジリエンス(強じん性)を意識した全24棟の街づくりを計画。ここに住まわれた方の安心・安全を考え、万が一の災害時に命を守り、在宅避難でも通常と変わらぬ生活ができるような住宅や地域コミュニティを実現する分譲地を目指し企画・開発を行いました。


当分譲地では、強風被害で停電に見舞われた経験からエネルギーの複線化、ライフスタイルによって選べるように、エネファームを導入した「ガス+電気併用街区」とエコキュートと蓄電池を導入した「オール電化街区」を設定。全棟には「太陽光発電システム」と「飲料水貯留システム」を採用しています。

停電時に電力が絶えず、断水時は飲料水・生活水の確保、通電火災にも備え、また停電時でも宅内及び分譲地で避難を助ける灯り計画など、防災を意識した多くの仕様を標準化することにより、分譲地全体で災害に備えた街づくりとしています。

・停電が発生しても、晴天時の日中であれば太陽光発電システムでつく

 った電気を使うことができます。

・断水したときは、基礎の内部に容量24リットルの「飲料水貯留シス

 テム」を設置しているので、清潔な飲料水を確保することができます。

・1、2階の引違い窓にシャッターを装備し強風時に飛来物から守ります。

・震度5強以上の地震を感知して電気をストップさせる感震ブレーカー

 により電気復旧後の通電火災から守ります。

・冷蔵庫のコンセントに感熱コンセントを装備し、異常な過熱時は音と

 ランプで知らせ、更に上昇すると電気を自動遮断し火災を防ぎます。

・宅内の保安灯と分譲地内のソーラーライトで夜間や停電時にも変わら
 ず、明るさを確保します。

地震や台風といった自然災害に強い2×4工法の基本構造に加え、災害時でも快適な生活を守る強靭性のある防災住宅とすることで、ここに住まう大切なご家族の生活を守ります。

「ジャパン・レジリエンス・アワード」は、次世代に向けたレジリエンス社会構築に向けて、強靭な国・地域・人・産業づくりに資する活動、技術・製品開発等に取り組んでいる先進的な企業・団体を評価・表彰する制度で2014年11月に創設されました。